著者:ビル・バーナード 訳者:曽根原美保
「哲学」とは言っても、
知を愛するという大義名分のもとに
「亀に追いつくことはできない」だの、
「飛んでる矢は飛ばない」だの、
「正確な三角形は存在しないが不滅の魂が完全であるゆえに正確な三角形を知っているので我々は三角形を認識できる」だの、
「我思う」だの、
「神は死んだ」……
だのといった類の、昔の理屈っぽい暇人が時間をつぶすために考えたなぞなぞに付き合っているだけのことでほんとはただ時間を無駄にしている以上のことは何もないのになぜか自分が非常に賢い人間になったような錯覚に陥ってしまうという、あの厄介な学問のことではないのでご安心を。

こう見えても、
赤ちゃんです。
White Fang
若い人が自分で自分の人生について考えるときの考え方のヒントを与えている本だが、押し付けがましくも説教じみてもなく、こんなことが上手に言えるようになりたいと思う内容で充実している。
でも、この分野で最も役立つのは聖書しかない。
テモテ第二3:16
聖書全体は神の霊感を受けたもので,教え,戒め,物事を正し,義にそって訓育するのに有益です。それは,神の人が十分な能力を備え,あらゆる良い業に対して全く整えられた者となるためです。
聖書を読んで、神の知恵と神の観点から見た人類史から学ぶなら立派な大人になれる。
他に成功できる道はない。
White Fang は、歴史はカルテだと思っている。
哲学もカルテの一種だ。おそらく、メンタルクリニックの。
哲学なんかで時間を無駄にしちゃいられない。
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