「脳をやる気にさせるたった一つの習慣」

筆者:茂木健一郎

 

達成すると喜びを味わい、またそれを味わいたいと思って行動する。

それが"やる気"というもの。

 

ではまだ達成していなくて喜びも味わっていない物事に対してはどうやってやる気を出すのか。あるいは、何らかの理由で喜びを感じなくなってやる気が出ない場合はどうしたらよいのか…。

 

脳の仕組みからやる気の出し方を分かり易く解説しているとても読みやすい一冊。

ただ、「その『一つの習慣』ってナニ?そこだけ知りたい!」と思う方は前書さえ読めばよろしい。

 

聖書の言葉でいえば、この聖句がこの本で言うやる気を出す方法に近いかも。

 

箴言7:3

「それ(神のおきて)をあなたの指に結べ」

 

 


 やる気あんのか!?

 

 いや、別に…

 

 

 White Fang

 

指は物事を行うときにいつでも目につくもの。そこに神のおきてが書いてあれば、わたしたちを正しい方へ導く神の教えを常に思い起こすことができる。それを当てはめて行動すれば成功し、喜びを味わい、次の行動のためのやる気が起きてくる。

 

このいいサイクルは、行動する以前でもスタートさせることができる。達成したいことをよく思い起こして成功している自分のイメージを思い描く。すると、イメージだけでも脳は達成感を味わい、結果、やる気が起きる。

 

フィリピ4:8

何であれ真実なこと,何であれまじめなこと,何であれ義にかなっていること,何であれ貞潔なこと,何であれ愛すべきこと,何であれよく言われること,また何であれ徳とされることや称賛すべきことがあれば,そうしたことを考え続けなさい。

 

積極的な考えや目標をいつも見えるところに書き出し、何度も思い返して成功をイメージするなら、脳ミソの中に沸々と意欲が湧いてくる。

 

おっと、前言撤回。ここまで読んだ方は、もうこの本の前書すら読む必要はない。

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コメント: 2
  • #1

    Lina San (火曜日, 11 12月 2012 11:27)

    むむむむむ。
    なにーーー!!!
    そうだったのか。
    万年やる気の出ないLina Sanです。

  • #2

    White Fang (水曜日, 12 12月 2012 22:11)

    LinaSanさん、やる気は霊の実じゃないから無くても多分問題ないんじゃないでしょうかね…('_')
    (ガラテア5:22,23読む)
    たまに「善良」の次を「根性」って言う人がいますけどね。